先月納車されたGROMの慣らし運転がほぼ完了した。メーカーから強い指示があるわけではないが、タイヤもブレーキパッドも新品だし、念のため5,000rpm以下で500km程度走った。
5,000rpmまではフラットなエンジン特性でスルスルと回る印象。だが6,000rpmあたりからグワッと来るのが楽しい。奥様が乗っているハンターカブとはまったく違う特性だ。上の写真は国道18号線の旧道。峠道を楽しむつもりで来てみたが、雪解け直後のせいか路面に砂や小石が浮いていてまともに走る気になれず。
ニュートラルが出しにくいのは相変わらず。Gクラフト製のシフトガイドを取り付けてみるも、多少カッチリした操作感になったくらいで大きな効果はなかった。キタコ製のシフトリンクも調達してあるので、時期を見て取り付けてみるつもり。
自宅周辺は日によって20度近くまで気温が上がるようになった。昨年からバイクカバーをかけて冬眠させていたハンターカブを引っ張り出してみる。4ヶ月以上動かしてなかったのでチェーンやブレーキディスクが錆びているのではないかと思ったが、全くそんなことはなく、ホコリが目につくくらいだった。
奥様は来月から本格的に乗るそうで、その前にメンテをしておくことに。水洗いとオイル交換、チェーンへの注油をしていつでも乗り出せるようにしておいた。
チェーンへの注油といえば、下の写真のような簡易的なメンテスタンドを購入した。
Amazonで3,000円ほど。上部にL字型のステー、下部に丸いスタンドベースが付いている。本体を捻ることで全長が伸び縮みするので、純正のサイドスタンドと併用することでセンタースタンドのようにリヤタイヤを浮かすことができる。
これを使うと、センタースタンドのないGROMでも快適にチェーンメンテが行える。まだ路面の融雪剤(塩化ナトリウム。いわゆる塩)が気になるこの時期。錆びやすいチェーンはマメに注油したい。
上の写真のように、純正のサイドスタンドの下に木材などを敷いておくと、苦労せず後輪を上げることができる。GROMもボディの汚れをフクピカタイプのクリーナーで拭き取っておいた。当たり前の話だが、汚れたバイクよりもキレイなバイクのほうが乗っていて楽しい。
GROMはこの角度から見るのがカッコイイと思う。黒いエンジンにゴールドのフォークが映える。