Daytonaのクラッチワイヤーを新品に交換した。購入先はイギリスのSprint ManufacturingというTriumph車専門のパーツ屋さん。そして購入したクラッチケーブルが以下の商品。
ケーブルは約10cmの長さ違いで2種類あり、オレのDaytonaはバーハン化されているので長いケーブルを選んだ。長さが足りないのもなんだか怖いので。
ケーブル本体の価格が£14.95で送料が£17.00。合計金額は日本円で約5,000円と、日本国内の業者から購入するよりは安い。
交換はいたって普通の手順。ミドルカウルは取り外したほうが作業がしやすい。
元から付いてたクラッチケーブルを取り外してみると、フレームと干渉する2箇所の皮膜が破れていた。そのうち一箇所は、アウターの金属部分が見えている。
いい状態とはいえない。新しいクラッチケーブルには、フレームと干渉する箇所にスパイラルケーブルを巻きつけておいた。たまに確認してスパイラルが傷んでいれば交換するつもり。
Daytonaのクラッチケーブルはホルダー側に金属製のチューブがあり、このチューブで向きをグイッと変えている。元から付いていたケーブルのチューブはかなりキツいカーブだが、新しいケーブルは少しカーブが緩い。このため、クラッチケーブルの取り回しを少し変更することにした。
取り付けてみると、購入時から車体に付いているクラッチケーブルよりもやはり長い。不自然に曲がることもないので邪魔にはならないが。
クラッチレバーを引いたときの重さはそれほど変わらず。インナーは思ったほど傷んでなかったようだ。とはいえ、出先でクラッチケーブルが切れると自走で戻ることは難しいので、新品に変えてしまったほうが安心できる。
クラッチレバーに取り付ける前に、セオリー通り、アウターケーブル内にオイルやグリスをたっぷり流し込んでおいた。いくらかでもクラッチ操作が軽くなることと、潤滑によってケーブルの寿命が長くなることを期待して。
こういう古いバイクの消耗品的なパーツがいまでも新品で変えるのはホントにありがたいと思う。