Daytona T595のフロントカウルを交換!
サイドスタンドが地面に埋まって倒れたDaytona T595。Daytonaのアイデンティティとも言えるフロントカウルの破損が、この事案でのおもな被害。割れたカウルの破片をつなぎ合わせるか、いっそのことネイキッド化してしまうか迷っているうちに、ヤフオクで程度のいいフロントカウルが出品されたので、迷わず落札した(そこは迷わない)。
落札したフロントカウルは目立つ傷もなく、価格相応という感じ。だが、いまでは貴重なパーツだ。価格以上の価値があると思いたい。
さっそく破損したカウルを取り外してヤフオクカウルを取り付ける。
そして取り付け完了。
うむ、実にカッコイイ。
すでに名義変更(新しいナンバーの取り付け)や任意保険の掛けかえも完了していたので、ミドルカウルは付けずにとりあえず初の公道へ。自宅の敷地内で何度かエンジンはかけていたが、実際にDaytonaで公道を走るのはこの日が初めて。
以前乗っていたSUZUKI 250SB(250ccのモタード)と比べると重い。そしてバーハンとはいえモタードよりも前傾なポジション。はるか昔に乗ってたGSX-R1100を思い出した。
エンジン音・排気音ともににぎやかで、大型バイク感があってすごくイイ。とくにガラガラ、ガチャガチャというエンジンのメカノイズはなんともいえない魅力がある。
久しぶりの大型バイクのパワーは持て余すほどで、さすがに250ccの単気筒とは比べ物にならない。トルクフルな低回転、スムーズな高回転の特性は、まさに3気筒エンジンの真骨頂ともいえる。初回ということもあり、この日な1時間程度で戻るつもりが3時間も楽しんでしまった。
あらためてDaytonaのボディラインを見る。曲面を多用したシートカウルの造形はDaytona唯一ともいえるもの。パールが入り、少し赤みのある黄色いカラーリングも、ボディの丸みやエッジ強調するのに一役買っている。エンジンも大型バイクらしいパワーがあり、このとき初めて「Daytonaを手に入れてよかった」と思えた。